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WEBテスト対策

折り紙を開く設問 ── 穴は最後に折った線から逆に戻す

この記事の内容は 2026-09-06 時点のものです。

確認できていない範囲:折り紙を開く設問が「TG-WEB」の名で受検する検査に含まれるかどうか、また出題される場合の設問数・制限時間は、提供元であるヒューマネージ社の公開資料では確認できません。この記事の手順は当サイトが整理したものであり、提供元が示した解法ではありません。他社の検査の記載は、出題内容が同一であることを示すために引用しているものではありません。

折った紙に穴を開け、開いたら穴はいくつどこに現れるか ── この設問で手が止まるのは、開いた状態を一度に想像しようとするからである。

2回折った紙を一度に開けば穴は4つになる。3回なら8つ。頭の中で4つや8つの位置を同時に保持するのは難しく、たいてい数は合っても位置がずれる。

この記事では、開く作業を1回ずつに分解し、そのつど鏡で写すだけの手順に置き換える。

目次

  1. 提供元が公表している範囲
  2. 一度に開かない、1回ずつ戻す
  3. 手順3つ ── 折り目を書く、逆順に開く、線対称に写す
  4. 折り目の線が「鏡」になる
  5. 数だけ先に出して選択肢を絞る
  6. 三つ折り・斜め折りへの広げ方

提供元が公表している範囲

ヒューマネージ社が提供するTG-WEBのサイトには、サービスの説明として次の記載がある ── 「自社の求める人材像や人材戦略にあわせてさまざまなラインナップを組み合わせることで、成果をあげられるか?を精緻に測定。」(同社サイト・2026年9月6日確認)。実績として「導入3,200社以上 年間60万人以上が利用」と記載されている。

同社の考察力検査 C3 は、言語・数理に関する潜在的能力を測定し、検査時間は30分(別に60分の版もある)、基準レベルは4年制大学卒業レベル、回答方式はマークシート方式と記載されている(同社サイト「知的能力検査 i9 / C3 / J3 / P3」ページ・同日確認)。

一方、設問の型の一覧(折り紙・展開図・切断面など)は公表されていない。就職活動の場で「TG-WEBの図形」と呼ばれている出題が、公式のどの記載に当たるかは特定できない。

比較のために別の提供元の記載も見ておく。日本エス・エイチ・エル社のGABは、実施形態が紙・Web・テストセンター方式、所要時間は80-90分と記載されている(同社サイト・同日確認)。同社の玉手箱Ⅲは実施形態がWeb、所要時間合計49分である(同日確認)。

以下の手順は、紙を折って穴を開けるという作業そのものに対する処理であり、特定の検査の公式解法ではない。

一度に開かない、1回ずつ戻す

折り紙の設問は、折った回数だけ「開く操作」があると考える。2回折ったなら開く操作は2回、3回なら3回である。

そして開く操作1回あたりでやることは、たった1つしかない。

今ある穴を、いま開いた折り目の線に対して線対称の位置に写し、もとの穴も残す。

穴の数は開くたびに2倍になる。2回開けば4つ、3回開けば8つ。この2倍という規則は、穴が折り目の上に重なっていない限り必ず成り立つ。

手順3つ ── 折り目を書く、逆順に開く、線対称に写す

手順1、折った順に折り目の線を書き出す。 設問の図には折る過程が描かれていることが多い。1回目の折り目、2回目の折り目を、それぞれ紙のどの位置に来るか書いておく。ここで折った順番に番号を振る

手順2、番号の大きいほうから開く。 最後に折った線が、最初に開く線である。ここを逆にすると位置がずれる。折る順と開く順は逆順、と決めておく。

手順3、開いた線を軸に、今ある穴をすべて写す。 写したら、もとの穴は消さずに残す。これで穴の数が2倍になる。

この3手順を、折った回数だけ繰り返す。1回の操作でやることは「写す」だけなので、頭の中に保持する情報は「今の穴の位置」だけで済む。

折り目の線が「鏡」になる

線対称に写すという作業は、実務的には次のようにする。

  1. 穴から折り目の線へ、垂直に線を引く
  2. 線までの距離を測る(マス目があれば何マスかを数える)
  3. 線の反対側に、同じ距離だけ進んだ位置に穴を書く

要点は垂直に引くことである。斜めに測ると位置がずれる。マス目のある図なら、縦か横に何マスかを数えるだけで済むので、垂直かどうかで迷う余地がない。

この「軸からの距離をそろえる」考え方は、展開図で面の位置を追うときと同じである(TG-WEB 図形・展開図問題)。頭の中で図形を動かさず、距離という数に置き換えて処理するという点で共通している。

数だけ先に出して選択肢を絞る

時間が足りないとき、位置まで確定させずに穴の数だけで選択肢を絞れる場合がある。

折った回数が n 回、開けた穴が1つなら、開いたときの穴は 2 の n 乗個である。2回折って1つ穴なら4個、3回折って1つ穴なら8個。穴を2つ開けていれば、それぞれが 2 の n 乗個になる。

選択肢の図で穴の数が違うものがあれば、その時点で落とせる。数が合う選択肢が1つしか残らないなら、位置を追う必要はない

ただし例外が1つある。穴が折り目の線の上にかかっている場合、開いても数は2倍にならない(線の上の穴は写した先が自分自身と重なる)。図で穴が線に接しているように見えたら、この規則は使わずに位置まで追う。

三つ折り・斜め折りへの広げ方

二つ折り以外でも、手順の骨格は変わらない。

三つ折り:開く操作1回あたりで穴は3倍になる。折り目の線が2本あるので、それぞれの線を軸に写す。1本目の線で写し、次に2本目の線で「もとの穴と写した穴の両方」を写す。

斜め折り(対角線で折る):軸が斜めになるだけで、やることは同じである。垂直に測るのが難しくなるので、マス目の交点を目印にして「右へ2、上へ1」のような移動量で写すほうが確実になる。

いずれの場合も、開く順は折った順の逆という規則は変わらない。ここだけは崩さない。


折り紙の設問は、空間把握の力を試しているように見えて、実際には手順を逆順に実行できるかを見ている。折り目の番号を振り、大きいほうから開き、垂直に測って写す。この3つを作業として持てば、頭の中で紙を開く必要はなくなる。

TG-WEBの設問ごとの手順はTG-WEBの設問パターンと手順、立体を扱う側は立方体の切断面をどう描くかにまとめている。設問パターン名から手順を引くなら設問パターン索引から入れる。

この記事で示した手順と、同じ型の設問をまとめて確認できるようにしたものが「就活定石ノート Webテスト編」(税込3,980円・買い切り)である。玉手箱・SPI・TG-WEBの3形式に絞り、答えだけでなく「なぜそう解くか」の手順を添えている。

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Webテストの出題形式を整理し、解法の手順として書き下している。運営は個人である。編集方針は、五つの条文にまとめてある。

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